今日の出来事

今日はマヤの遺跡、チチェン・イツァーのツアー。7時過ぎにチェックアウトして出発。大きなバスが満席になっていた。もしかして申し込みはギリギリだったのかな・・・
3時間ほどひたすらまっすぐな高速道路を走り、聖なる泉、セノーテに到着。ユカタン半島は雨があまり降らない場所なので、天然に水がたまってできた泉は聖なる存在として扱われ、財産や生贄を投げ入れていたんだとか。しかし今では銀のアクセサリーを売ってみたり、脱衣所とシャワーを設けてセノーテで泳げるようにしたりと、観光地化が進んでいて残念な感じだった。セノーテの中ではたくさんの人が泳いでいてシュールだった。この水、絶対汚い。あと高いところからセノーテに飛び込む人が続出。ここはプールじゃないんだよ><
昼食のレストランへ。ビュッフェ形式だったけど、並んでいた料理が残念すぎた。タコスでも置けばいいのに、どこの料理かよくわからない適当な感じのものばかり。「あんまりうまくないですね!」あと前のステージで民族衣装を着た人たちがマヤ(おそらく)のダンスを踊っていたけど、幼稚園か小学校かの学芸会レベルで萎えた。「あんまりうまくないですね!」
いよいよ本番のチチェン・イツァー遺跡。ここまでの流れからしてバリバリの観光地なんだろうなぁ、と思っていたら案の定。芝生が敷かれて公園みたいになっていたし、あちらこちらに露店が並んで似たようなものを売っていたし。「It's almost free!」の呼び掛けにはちょっと噴いたww
でもガイド付きのツアーだったので、あちこちにある建造物がどういう意味をもつものなのかとかは丁寧に説明してもらえた。中心にあるエル・カスティージョ(マヤの神殿)は四角錐の形をしていて、それぞれの側面に91段の階段が。てっぺんの一段と合わせて91*4+1=365で、マヤ族は1年の周期を理解していたんですよ、とか。あと側面の正面に立って手をたたくと、反射で聞こえる音がカラスの鳴く音のようだった。どういう仕組みなんだ・・・
他に目を引いた球戯場跡は、ゴムボールを使った宗教儀式としての競技が行われ、優勝したものは生贄として神にささげられたんだとか。喜ばしい死なのだろうか?
あとはさっきとは別のセノーテ(こちらは人は泳いでいなかった)とか、天文台(てっぺんが丸くて現代の形にちょっと似ている)とか、戦士の宮殿(柱に鎧かぶとを身にまとった戦士が彫られていた。ジャガーウォリアーか、イーグルウォリアーか?)とか。日差しが強い中歩きまわっていたので、ものすごく体力を消耗した。出口で飲んだファンタのうまいこと。
バスで岐路に。出発時間が遅かったので嫌な感じはしていたけど、やはり予定時間よりも大幅に遅れて到着し、空港までバスでは間に合わなくなってタクシーで向かった。
ロッカーで荷物を回収し、あとはチェックインして帰国するだけだ、と思っていたら「予約は明日ですが」と。・・・やっちまった。あわててチケットカウンターに行ったら、4k円くらいで目的の飛行機に振り替えてくれた。出発一時間前、本当にギリギリだった。しかも搭乗したらほぼ満席で、よくネジ込めたなぁと冷や汗をかいた。
メキシコシティーの空港に到着したらすでに日付が変わっていた。ユナイテッド航空のカウンターが閉まっていたので、チェックインできずにその辺の席で一晩を明かすことに。幸い無線が飛んでいたので、久々の快適なインターネット生活を送れた(笑)